スイーツアクセサリーブランドQ-pot.

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Q-pot. 2019 AW COLLECTION <Milky Way> 誕生秘話

Q-pot.デザイナー・ワカマツ タダアキにインタビュー。

2019.12.06

 

Q-pot. 2019 AW COLLECTION

<Milky Way>

誕生秘話について

Q-pot.デザイナー・ワカマツ タダアキにインタビュー。

 


ー今回のコレクションは宇宙がモチーフとなっていますが、お好きなのですか?

そうですね。

子供のころから宇宙には憧れがあって、

宇宙には凄くロマンを感じます。


―どんなところに魅力を感じるのですか?

到底行くことができない場所なんですよね宇宙って。

何億年も前の光を今僕は見ていて、

今はその星は存在していないかもしれない・・・という儚さがある。

また今この瞬間に輝いている星があるとしたら、

その星を目にするのは何億年も先の未来なわけで・・・。

それだけでもすごくワクワクしますね。

 


―宇宙に関する思い出のエピソードはありますか?

中学生の頃、友人と夜の公園に集まって、ジャングルジムのてっぺんに座ったり、

ブランコを漕いだりしながら、よく宇宙の話で盛り上がっていましたね。

それぞれの持論をぶつけあっていた記憶がありますね。

 


―どんな話をされていたのですか?

本当にくだらないことですけど。

「身体の細胞も、食べ物も、ゴミも、今目に見えている物質全てが

宇宙の塵からできているのだから自分も宇宙の一部なんだ。

だから、君も昔は僕だったかもしれないんだよ!」とか。(笑)

 


―意外と哲学的な話だと思います。

みんな宇宙に関しての各々の持論があって。

「ワカマツ論だと・・・」っといった感じで

友人の説を論破しては盛り上がっていましたね。(笑)

 


―他にも宇宙に関するエピソードはありますか?

中学校の美術でCDのジャケットを制作をする授業があったんです。

何かテーマを決めて、CDジャケットをデザインしなさい

という内容だったかと思います。

その時に「星と月の横顔」を描いて提出しました。

昔の神話にでてきそうなイメージで。

 


―どうしてそこまで心惹かれるのでしょうか?

子供のころってみんな宇宙飛行士に憧れるんじゃないかな。

だから大人になっても「子供の心」を持ち続けてる人って、

宇宙に行きたい!って思うんだろうなと思います。

 


―それではMilky Way COLLECTIONについてうかがいます。

どのように作品を創られていったのですか?

天の川、つまりミルキーウェイは、ミルクを連想する言葉だったので、

自分の中では以前からQ-pot.とリンクしていました。

昔のノートに「ミルキーウェイ」の簡単な構想がメモしてあるはずです。

 


―そんなに前から構想されていたのですね。

はい。

昔からそれぞれの星座に物語が存在するように、

Q-pot.のはじまりのストーリーがあってもいいのでは?

と思ったんです。そんな宇宙の起源と

Q-pot.のスイーツのはじまりを繋げたコレクションが

今回のMilky Wayです。

なぜ、宇宙もスイーツもどちらも惹かれるのかな?と、

その探求心をロケットに乗せて探しに行こう、と。

 


―すごくロマンを感じるコンセプトですね。

イメージビジュアルもどこかレトロな雰囲気ですよね?

そうですね。

昔の舞台装飾をイメージしました。

今からお芝居がはじまるような、そんな雰囲気にしたかった。

雲や月、星などは、わざとハリボテのようにしたりして。

僕の中で中学のときに描いた<月の横顔>が、

ファンタジーとノスタルジーの象徴だと思ってるので。

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―それではMilky Way コレクションのアクセサリーについて

こだわりポイントなど、教えていただけますか?


<Milky Way>

スイーツのはじまりは全て乳製品=ミルクからはじまっていますよね。

そんなスイーツの起源を作品に落とし込みたくてこのデザインが生まれました。

水がめからミルクがこぼれていて、そのミルクによってMilky Wayが誕生し、

ロケットが星を巡っていく・・・というストーリーになっています。

ネックレスチェーンを丸いかたちに置いて、その丸の中にテールエンドを入れると、

月の周りをロケットで旅しているように見えます。

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<Locket>

あえて絵本に出てくるようなレトロな雰囲気のロケットにしています。

ロケットに乗っているのは自分自身なんです。

宇宙飛行士には浮遊感を出したかったので、

無重力空間を遊泳できるギミックを施しました。

搭乗した宇宙飛行士の顔を、見えるようにしたかったので

ガラスのまるい窓をつけたのも強いこだわりです。

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<Milk Planet>

ミルクの惑星をイメージしています。

白いパールはお砂糖を連想させますよね。

土星のような環がとろ~りメルトしているのがポイントです。

紺色のリボンやチョーカーを選んだのにも意味があって。

昔のお芝居やバレエの舞台衣装で使われていそうな、

ふわっとしたリボンにしています。

ベロアのチョーカーは劇場で使われている緞帳をイメージしています。

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<Melty Shooting Star>

流れ星=流れる星=メルトしている星にしました。

お砂糖でコーティングしたケーキのような

美味しそうなスイーツの流れ星になりました。

ネックレスについている小さい星屑も、

舞台装飾で天井からつり下げた星たちをイメージしています。

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<Milky Way Pitcher & Milky Locket>

ピッチャーからミルクがこぼれている瞬間と

ロケットが宇宙に旅立つ瞬間をデザインしたピアスです。

シャラシャラとエレガントにきらめくチェーンがとても気に入っています。

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―最後に、もしミルクの星が見つかったら、ワカマツさんはどうされますか?

大きなチーズケーキを作りたいですね。笑


―ありがとうございました!

 

 


宇宙への憧れとロマン、そして

Q-pot.らしい遊び心が満載のMilky Way 。

繊細なデザインとウィットに富んだコンセプトを含む

Q-pot.2019 AW COLLECTION Milky Wayを身に着けて

あなたもスイーツの起源を探す旅に出かけてみて



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Q-pot.デザイナー・ワカマツ タダアキ

1977年東京都生まれ。メンズノンノ専属モデルを経て、

アクセサリーデザイナー・勢馬一正氏に師事。

2002年アクセサリーブランド【Q-pot.】を立上げる。

その後、広告・映像プロデュース、ファッションブランドや

アーティスト 、映画や企業とのコラボレーション 、パリでの大規模なインスタレーション等、

アクセサリーの枠を超えた多岐にわたる活動を展開。

2012年 Q-pot.のポジティブアクセサリーが

本物のスウィーツとして食べられるカフェ【Q-pot CAFE.】を表参道にオープン。


“スウィーツ文化”をつくり出したパイオニアとして、

個性溢れる<ポジティブアクセサリー>を世界中で展開し

“笑顔の連鎖”を拡げ続けている。

 

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