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Q-pot. × キリン 午後の紅茶

共同チャリティープロジェクト"スリランカに笑顔の連鎖を"

2011.03.03

Q-pot.デザイナー・ワカマツ タダアキが「キリン 午後の紅茶Sweet & Zero」シリーズに合うスウィーツをイメージし、
ミルクティーにはビスケット、カムカムレモンティーにはマカロン、ストレートティーにはホイップ&ストロベリーを施しました。
コラボレーションパッケージ商品の売上の一部は、子ども支援の国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」へ寄付されました。
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※お客様からのお問い合わせ先:キリンビバレッジお客様相談室(フリーダイヤル)電話0120-595955
※このコラボ商品は終了いたしました。

●スリランカに笑顔の連鎖を
「キリンビバレッジ・スリランカフレンドシッププロジェクト」と「Q-pot.とろ〜りリボン・プロジェクト」との共同で、
「キリン 午後の紅茶 Sweet&Zero」シリーズのコラボパッケージ商品の売上の一部を、子ども支援の国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」の活動を通じて、「キリン 午後の紅茶」の主な茶葉産地であるスリランカの茶葉農園で働く人々とその子どもたちへの教育支援として寄付しました。
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●「キリンビバレッジ・スリランカフレンドシッププロジェクト」とは
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「午後の紅茶」にも使用されている紅茶葉を育んでいるスリランカへの感謝をかたちにし、心を寄せていきたいとの思いから始まった
『スリランカの未来を作る子どもたちに、末永く読み継がれていく良質な図書を毎年寄贈し、約5年をかけてひとつのライブラリーを作り上げる』という寄贈活動を行うプロジェクトです。
http://www.kirin.co.jp/products/softdrink/gogo/egao/

●「セーブ・ザ・チルドレン」とは
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1919年に英国で設立した、子ども支援の国際NGO。現在、29の独立した組織がパートナーを組み、
世界最大級のネットワークで約120カ国で活動を展開。 「セーブ・ザ・チルドレン」は、スリランカにおいて35年以上の活動実績があり、
2005年のスマトラ沖津波支援を皮切りに、内戦終結前の2008年からは日本人スタッフも駐在し東部において就学前教育の緊急支援、
2009年からは北部の避難民キャンプ地で生活必需品の配布や教育支援を行ってきました。現在は、困窮する世帯への生計支援を行うとともに、子どもが安心して遊び学べる環境をつくり、彼らが未来への自信と希望を持ち続けられるよう活動を行っています。

●寄付金のご報告
皆様のあたたかいご支援のおかげで、4,000,000円もの金額が集まりました。
ご協力ありがとうございました。

◎スリランカ ウバ地方バドゥッラ郡における教育支援事業進捗報告
スリランカ東南部の山岳地帯に位置するウバ州バドゥッラ郡の茶葉農園の幼稚園に通う子どもたちに、
より良い教育環境を提供するべく支援事業を実施しています。

1. 事業概要
事業期間: 2011年6月1日〜2012年5月31日
事業地: スリランカ ウバ州バドゥッラ郡茶葉農園スプリング・ヴァリー内
事業概要: ウバ州バドゥッラ郡の茶葉農園スプリング・ヴァリーで茶摘みや単純労働で生活するコミュニティの人々とその子どもたちに、
質の高い幼児教育を受ける機会を提供するため、幼稚園の環境改善のための支援事業を実施する。
裨益者: バドゥッラ郡の茶葉農園に働くコミュニティの3〜5歳の子どもたち 200名、幼稚園の教員・保護者・幼稚園運営委員会400名

2. 現在の進捗状況および今後の実施予定
バドゥラ郡の茶葉農園のコミュニティの生活改善のため長年活動している現地NGOウバ州労働者開発基金
(Uva Workers Development Foundation)や、地方教育局、農園管理委員会、地域住民と協力しながら事業を進捗しています。
現地NGOは事業地から車で30分ほどのところに事務所を所有しており、常駐スタッフが毎日事業地に赴いて事業の進捗を確認・調整を行っています。事業完了後も本事業地事業の維持管理状況を確認することが可能になることから、現地NGOとの協力関係は事業の持続性、自立発展性を考える上でとても重要な役割を果たしています。

2012年5月1日現在、新設・修復を予定していた3幼稚園(メマリ、コッテゴダ、ナーワラワッタ)すべての工事が完了しています。
2012年4月24日にこれら3幼稚園で完成式典が開催され、Q-pot.デザイナー・ワカマツ タダアキが参加した他、幼稚園に通う子どもたちに加え、保護者を含む地元住民300名以上が出席し、非常に盛大に行われました。同式典の中では、子どもたちの歌や踊りが披露されたほか、隣接する学校の校長先生や学校運営委員会のメンバーが早期幼児教育に対する期待を語ってくれました。

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左:開所式の様子(メマリ幼稚園)
右:子どもたちが趣向を凝らして踊りを見せてくれました(ナーワラ・ワッタ幼稚園)

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左:踊りを披露する子どもたち(コッテゴダ幼稚園)
右:ロゴ入りのプレートが各幼稚園に設置されました。

3. 子どもたち・関係者の声

◎メマリ幼稚園
メマリ幼稚園に通う子どもたちは41人。園庭もなく、崖の近くの吹きさらしの粗末な屋根の下で、今にも壊れそうな椅子に座りながら、思うように遊べない日々が続いていました。子どもたちがもっと体を動かして遊べる環境を作るため、今回、園舎の新設と園庭の整備が行われました。「幼稚園の建設が進むにつれ、自分の子どもたちのための幼稚園なんだという気持ちが芽生えてきました。」と、保護者の一人が話してくれました。初めは、事業の様子を遠巻きに眺めていた保護者たちも、次第にペンキ塗りや園庭の整備など、様々な作業に積極的に参加してくれるようになりました。また、ある母親は、幼稚園支援の重要さを次のように語ってくれました。「建物を作るうえで基盤は最も重要です。基盤がしっかりしていないと、どんなに立派な建物でもすぐに壊れてしまいます。これは、子どもたちの教育にも当てはまることでしょう。幼稚園の活動は、子ども一人一人の人格形成の基盤を作ります。だからこそ、幼稚園は子どもたちにとって大切な学びの場であり、大勢の人たちの協力が必要なのです。」こうした呼びかけは大きく広がり、今では地域全体で幼稚園の運営や子どもたちの教育を支えています。

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左:支援前の幼稚園。吹きさらしの粗末な建物の中で幼稚園の活動が行われていました。
右:新設された幼稚園。園庭も整っています。

◎コッテゴダ幼稚園
「コッテゴダ幼稚園に通う35人の子どもたちにとって、今日は記念すべき一日となりました。子どもたちが明るい希望を持って未来を切り開いていくためには、良い教育は欠かせません。
きちんとした幼稚園に通わせたいという、親としての夢がようやく叶いました。」ある子どものお母さんが、一生懸命英語で話してくれました。
修復前は、園舎の屋根が崩れていたため、子どもたちは通園することができなかったそうです。今では、多くの子どもたちが元気に将来の夢を話してくれるようになりました。
男の子は警察官、女の子は学校の先生が、一番人気のようです。

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整備された園舎の中と子どもたち

◎ナーワラ・ワッタ幼稚園
23人の子どもたちが通うナーワラ・ワッタ幼稚園では、長い間、村の小学校の職員室を間借りして授業が行われていました。
先生たちは色々と工夫を凝らして、子どもたちと一緒に飲み物のパックで玩具を作ったり、歌を歌ったりと、様々な活動を行ってきましたが、
やはりこの狭いスペースでは、子どもたちが充分に体を動かすことができません。新しい園舎と園庭が完成し、子どもたちも先生たちもとても喜んでいます。
今では、教室や園庭から、子どもたちの元気に遊ぶ声が聞こえるようになりました。「ご支援をいただいた日本の方々とはもちろん言葉が違います。しかし、その事がお互いを理解し合う上で障害になるとは思いません。幸せそうな子どもたちの顔を見ることができて、私は本当に嬉しいですし、この嬉しさと感謝を皆さんにぜひ伝えたいと思っています。」隣接する小学校の校長先生からも喜びの声が届きました。
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園庭で元気に遊ぶ子どもたち

●関連リンク
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン

キリン 午後の紅茶

Q-pot.はこれからも“笑顔の連鎖”を世界中に広げていきます。

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